熊谷競馬場 (埼玉県)
1928(昭3)年〜1939(昭14)年

名実ともに「日本一暑い町」として知られ
最高気温は40.9℃まで観測された熊谷市
そんな熊谷市が、まだ大里郡熊谷町の時代

利根川と南側の荒川とに挟まれた場所に
地方競馬規則に基づく競馬場を建設し
1928(昭3)年:
大里郡畜産組合による第一回熊谷競馬が開催された
埼玉県内で単勝式の他に
複勝式を採用したのは熊谷競馬場が最初であり
人気を博した


しかし
休催も多く
昭和4年秋季、6年秋季、7年は春季秋季共に休催した
1933(昭8)年:
埼玉県畜産組合連合会大里郡畜産組合より熊谷競馬場権利を買い受け再開


戦争による
軍馬資源保護法公布に伴い
1939(昭14)年:
熊谷競馬場廃止に至る



大里郡熊谷町荒川河畔